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サピエンス全史上①認知革命とは

これからベストセラーとなったユヴァル・ノア・ハラリ氏のサピエンス全史についてまとめていきます。サピエンス全史ではアフリカに細々と暮らしていた、サピエンスが何故ここまで繁栄できたのかについてめちゃくちゃ面白く書いてあります。読んでいて、ずっとワクワクしてました。この本とFACTFULLNESSは僕の一押しです。人によっては常識や考えが変わることもあります。それくらい、力を持っている本です。



第一回は「認知革命」についてです。




私たちは自分たちが唯一の人類だと思い込んでいます。しかし、過去を振り返るとホモ属はサピエンス以外にもいたのです。サピエンスとはラテン語で「賢い」という意味です。他にも、ホモ・ルドルフェンシス(東アフリカ)、ホモ・エレクトス(東アジア)、そしてネアンデルタール人として呼ばれているホモ・ネアンデルターレンシスなどがいました。彼らはみな人類です。私たちからすると、人類が複数種いたことの違和感を感じるけど、ことによると、私たちしかいない現在が異常なのかもしれません。




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虚構の存在


人類は火を使えるようになったことにより、食事時間を大幅に短縮することに成功しました。調理のおかげで生では食べられなかった物が食べられるようになったり、病原菌を殺したり、消化するのも楽になりました。そのおかげで、小さな歯と短い腸でことたりるようになり、脳を巨大化させることに成功しました。つまり、火によって人類と他の動物に隔たりが生まれたのです。



およそ七万年前から、ホモ・サピエンスは非常に特殊なことを始めました。船やランプを発明したり、宗教や交易、社会的階層を生み出したりしました。多くの研究者は、これらの前例のない偉業をサピエンスの認知的能力に起こった革命のおかげだと考えているようです。彼らは私たちと同じくらいの知能を持ち、お互いの言語を理解したり、微積分を彼らに理解させたり、自分たちの世界観を教えることも出来るのだと。



これらの新しい思考と意思疎通の方法の登場を「認知革命」といいます。その原因は何だったのでしょうか。一説によると、偶然の突然変異で脳内の配線が変わり、それまでにない形で考えたり、意思疎通が可能になったのだそうです。



しかし、言語ならチンパンジーや猿なども使います。何がサピエンスと他の動物で違うのでしょうか。一つは、言語の柔軟さです。チンパンジーは「あそこにバナナがある」「敵が来た」と叫ぶことはできます。一方、人類は「今日の朝、南に一キロのところにライオンの群れを発見した」ということが出来ます。それらをもとに、相談して行動できます。



さらに、人類は現実のものではないことも話せます。そして、それらを信じることが出来ます。チンパンジーは巨大な木を守護霊としてあがめたり、死後に天国でバナナがたくさん食べられると信じることはしません。人類だけが作られた物語である「虚構」を信じることが出来るのです。虚構のおかげで、集団での協力が可能になりました。神話などの物語を信じることで、共通の目的のためにたくさんの人が協力します。チンパンジーは親密な関係の仲間とせいぜい数十頭程度でしか協力できません。



21世紀を生きる私たちも「虚構」を信じることで互いに協力しています。会社、国、お金などはどれも虚構です。Googleを多くの人は実在していると思っています。しかし、Googlとはロゴマークのことですか。それとも、建物や社員でしょうか。冷静に考えるとGoogleは実在せず多くの人が信じている虚構であることが分かります。共通観念のようなものです。日本やアメリカといった国や、ハーバード大学なども同じです。法律も虚構です。誰も法律を信じなくなったら社会は崩壊します。法律など人間が考え出したものにすぎません。これらの虚構を多くの人が信じているからサピエンスは繁栄できているのです。




次回は「農業革命」について解説します。

下の記事に私がハラリ氏の考えを踏まえた上でどう生きていくかについて書いてあります。


大体全部自分ゲーって考えるとワクワクする|大橋拓真|note
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。   読む上での注意  ※これから書くことは考え方です。私がこれから書くことを心から信奉しているわけではありません。そう考えることも出来るよねという話です。私自身は、個人個人の考えは本人にとって真実だと思っています。それを否定するつもりはありません。遺伝子...

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