登山をしたことがある人はどれくらいいるのだろう。
私は小学1年生から、ボーイスカウトをやっていてそのころから山登りをしていた。一年に数回は必ず登っていた。自分の中では登山をすることは当たり前だったのだが、多くの人にとってはそうではないらしい。定期的に登山をする人は、いてもクラスに数人だった。
ジョージ・マロニーが「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか?」と問われて「そこにエベレストがあるから(Because it’s there. )」と答えたという逸話は有名である。
確かにエベレスト(山)があるから登りたいというのはもっともである。笑
だが、この記事ではそれ以外の理由でなぜ私が山に登るのかについて書いていく。
こんなことを書くと驚かれる方もいるかもしれないが、高校生になった今でも登山はきつい。高1の時、雲取山にテント泊登山をしたときは荷物が重くて、何度もくじけそうになった。それもそのはず、だってテントが山用の軽いテントではなく普通のテントだったんだから。笑
くじけそうになるくらいきついのになぜ、登山を続けるのだろうか。私が長距離を走り、きつさを楽しむのが好きなやばいやつってこと以外にも理由はある。それは以下の3つである。
①達成感がある ②日常を忘れられる ③食事がおいしい
ひとつづつ説明しよう。
①達成感がある
前にも書いたが、山を登るのはきつい。でも、私はきついからこそ山頂についたときに喜びを感じる。思えば、簡単なことを乗り越えてもあまり喜びを感じることは少ないだろう。私はペットボトルの蓋を開けられたことに達成感を感じはしない。
山頂からの景色は本当に素晴らしいものだ。そこにたどり着くまでの頑張りを思い出しながら、景色を眺めるのは幸せである。
雲取山の山頂から。楽しかった!

②日常を忘れられる
私たちは人間社会に生きている。人間関係や仕事、学校に疲れることもあるだろう。そんなときはぜひ、山に登ってみてほしい。山に行くと、自然に癒やされ、日々の悩みを忘れることができる。
③食事がおいしい
山には食事を美味しくする魔法があると思う。カップラーメンやレトルトやフリーズドライの食品が普段の何倍も美味しく感じられるのだ。たしかに、家や店で寿司やステーキなどを食べればいいじゃん。と思う人もいるだろう。だが、それらの美味しさとは違うものがあるのだ。例えるなら、本当に空腹の時に食べるようなものだ。空腹と山は最高のスパイスなのだ。ぜひ、山に登って食事を楽しんでほしい。百聞は一見にしかずだ。
登山をするときは登山届を出して、万全の準備で臨んでください。地図の読み方やコンパスが使えなければ、遭難に繋がります。初心者の方は必ず経験者と登るようにしてください。
人生で一度は登山をしてみよう!
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